n億回されてるであろうD.D.の歌詞考察、感想

「ナミダの海を越えて行け」がSnow Man第1期の主題歌で、

「Be Proud!」がSnow Man第2期の主題歌とするならば、

「D.D.」はSnow Manデビュー曲と言えるでしょう(?)

 

 

それくらい、D.D.は "Snow Manのデビュー曲" としての意味合いが強すぎるってことです!

これはもう、シャッフル企画でD.D.を他のグループが歌ったとき、それは「〇〇が歌うD.D.」ではなく

「〇〇が歌うSnow Manのデビュー曲」

となるくらいなのである。(そりゃそうだろではあるが)

 

とにかく!私が言いたいのは

歴代ジャニーズのデビュー曲で、ここまで"グループのデビュー"に全振りした曲はないんじゃないかということです!!タイアップの関係もあるだろうけどね

しかもこれ、ただ単にデビューという「点」を書いたものじゃなく、デビューを取り巻く過去、今、未来という「直線」を書いてるのがポイント。それが"Snow Manのデビュー曲"感を強めている。

 

 

前置きが長くなったけど、とにかく私はD.D.の歌詞が好きなのです!

Snow Manデビューまでの苦労と、デビューへの高揚と、デビュー後の覚悟が書かれているから。

 

 

 

もちろん曲自体も好き。イントロからぶち上がるしサビも終わり方もかっこいい!ダンスもかっこいい!!初見時アイドル耐性が皆無だったから警戒しながら見てたんだけど、結局渡辺翔太のリップしか受け入れられなかったのが悔しいね!Snow Manが好きな状態で、この曲に出会いたかった!

 

 

 

ということで、考察というか、感想を書き記して行こうと思います。新規なりに。

私はD.D.が好きなので!

聴くたびに「この考えをまとめたい!」と思っていたので!

 

だけど、英語力は全くないのでDeepL翻訳さんの力を借りてやっていきます笑

 

 

youtu.be

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑

サムネがもうかっこいい✌️

 

 

The time has come

(その時は来た)

D.D.

Let's get started

(さあ始めよう)

 

デビューの時が来たぞ、と。デビュー曲D.D.を披露する時が来たぞ、という意味でしょう。

デビューを掴み取れなかったjr時代。多くの後輩を見送り燻っていたjr時代。

そんな過去を経験しながら、ようやく「デビューの時」が来た、ってことですよね。

ありきたりな歌詞だけど、これを頭に持ってくるのが痺れるし、「さあ始めよう」と自信ありげなのもたまらん。デビューへの渇望、その中に「自分達はデビューするための力を持っていたんだ」という自負を感じる。ラウの堂々とした歌いっぷりよ。

 

しかも近未来ステージ(ダンスシーンのとこ)で徐々に光が溢れ、みんなの姿が見えてくる、って演出もかっけえよな。その時が来たって感じめちゃめちゃするもん。

 

ちなみにここ、警告音で緊張感を高め、音が小さくなったと思ったら徐々に大きくなって気持ちを昂らせてくるの、めちゃめちゃ好きです。

 

 

 

Come on, Everybody Take you higher!!

(ついて来い、みんなを高みに連れて行く!)

 

Everybody = youはファンのことでしょう。

ファンをデビュー後の新たな世界に連れて行く!という意味だと思います。

わざわざ「higher」と表現しているのは、デビュー後"Snow Manが活躍している世界"、ということでしょう。既に挑戦的。好きだ。

ちなみに、ここをメインボーカル渡辺翔太をメインで歌わせることで力を感じれていい。音の迫力ともあってる。

 

 

Dancing Dynamite Oh Dynamite

Hey you... Let me go!!

(おい…放せ!)

Hey you... Let me go!!

 

ここ明らかになる「D.D.」の意味。Dancing Dynamite。

Dynamiteには「(爆発物の)ダイナマイト」「素晴らしい」という意味があります。

つまり、彼らのダンスは爆発力のある武器でもあり、素晴らしいものでもある、そのダンスを使って戦って行くぜということなのではと。MVも爆発してるし。

そう考えるとイントロの警告音もDynamiteの「危険なもの」にかけてるのかも、Ohを挟んで強調してるし。

 

ここでのyouは、デビューを決める大人たちや、デビューの女神的存在のことだと思います。散々自分たちをバカにしてきた人たちのことでもあったりして。

デビューを妨げてきた上記のものたちに対して、俺たちはもうデビューするのだから放せ!俺たちは自由だ!みたいなことを意味してるのかなと。

2回繰り返してるのと「…」がしんどい。ようやく訪れたチャンスなんだ、みたいな必死さを感じる。

 

 

 

描き続けた Dreaming 焦る Clock hands moving

自分見失う trap trap trap ah

 

夢(=デビュー)を描き続けるだけで全然実現しない。

時間だけが過ぎて行き、焦りも生まれる。

その焦りから自分を見失う。そういう罠にいくつも嵌まる。

 

ということでしょうね。今の自分のままでいいのか、キャラ付けやキャラ変更した方がいいのかと自分らしさを忘れてしまう、という…。

Snow Manの話を聞いていると、結構みんな「〇〇は〇〇らしくいればいいよ」という言葉を大切にしているなと感じます。そういう自分らしさを見失ってしまうことは罠、落とし穴なんだなと。

最後の「嗚呼」という嘆きも切ないね。

 

 

 

You know 理想と Real? Strong will never get ill

(理想と現実を知ってる? 強さは絶対不幸にはしない。)

気がつけなきゃ次はないね

 

理想、例えば「がんばればデビューできる」みたいな考え。

現実はそう甘くはなくて、いくらレッスンを受けようが、いくら先輩のバックで踊ろうが、デビューを手にすることはできない。

でも、実力(Strong)は裏切らない。そこでへばらず力をつけ続けるしかない。

このことに気がつかないでサボると、次(新しい仕事だったり、デビューにつながる道だったり)はないよ、と、過去の自分に言っているのではと思います。

このパートを歴が一番長いあべふかに歌わせるのがしんどいよね。辞めようと思う回数が多かった人たちによる、「そこで力をつけるのを諦めちゃダメだ」という歌詞よ。

 

ここ、「理想」だけ日本語なのはなんでだろ?単に語呂の良さかな?笑

 

 

 

No matter what happens in your past

(過去にどんなことがあっても)

No matter who you are

(あなたが誰であろうと)

The thing is How it shines 何色でも…

(その輝きが何色でも…)

 

ここをラウこじに歌わせるのが憎い!!

途中から加入することになった2人(とめめ)。

たとえ過去、Snow Manのメンバーじゃなかったとしても、

たとえ東京Jrじゃなかったとしても、

たとえあなたが、どんな人でも……

 

 

 

きっと答えはいつもキミと共にある

Get up, It's time to burst

(起きろ、爆発の時間だ)

 

その答えは応援してくれるファン(=キミ)がくれるんだよと!!!

ラウこじ含む3人は、当時加入を受け入れられなかった人たちから色々なことを言われ、自分が何故Snow Manに選ばれたのか、本当にここにいていいのかと悩んだことがあると思います。

でも、応援してくれるファンがいるから自信を持てるし、ステージに立つ理由にもなるし、前を向けるようにもなる。

もちろん、これは9人みんなにも言える。ずっと応援してくれるファンがいたからこそ、Snow Manは何年も存在し続けることができたわけだし。

私的に、ここでの「キミ」は「メンバー」でもあてはまるよなー、と思ったり。このパートのダンスの流れって、康二くんとラウが合流し背中合わせをする。その振り付けがなんか、お互い支え合い、励まし合い、高めあったメンバーを表してるのかな〜〜って。

 

そしてまた現れる「爆発」を意味するburst。

答えを見つけた彼らは、悩みや不安から目を覚まし、力を一気に解放、爆発させるんですよね。

 

この後目黒パートに行くのも意図的なのかしらん…

 

 

 

閉ざされた扉へCloser この地球の期待超えていけ

 

閉ざされた扉とはもちろん「デビュー」のことでしょう。

デビューに近づき(=Closer)、その扉を前にした今、日本や世界に留まらず、地球全体の期待を超えていけよと鼓舞するように、壮大な野望を抱いているように感じます。

期待、なんていうと、「Snow Manにデビューは無理」と言われていた時代の存在を思い出しますね。そんなことを言う人たちの期待なんてちっぽけなもので、俺たちは地球というでっかい期待を超えてやるんだっていうスケールのデカさも最高。

 

 

 

Keep running to new world

(新しい世界へ走り続ける。)

My heart has no rule

(俺の心にルールはない。)

進化してゆけ We are…

 

か、かっこいい……。

デビューしたからといってそこがゴールじゃない。俺たちは走り続けるし、心は何者にも縛られないし、進化し続けるぞという意志を感じる。「ゆけ」と命令形なのは、やはり自分を奮い立たせる意味もあるのかな?

とにかく高みを目指して行くハングリー精神。最高。

 

Snow Man's lifeの「理想の自分にガチガチに縛られないで」も、「My heart has no rule」に通ずる部分があると思うな。

 

We are”…”は、じゃあ俺たちはどうするのかと、サビに続く俺たちのこれから的な。俺たちは…

 

 

 

Dancing Dynamite Oh Dynamite Let's Sing it 「LA LA LA」

衝撃をキミの元へ

Banging' Banging'

イイネ!

 

爆発力のあるダンスで戦うぜ!!に繋がるのかな?

Let's Sing it 「LA LA LA」は、デビューしたことの嬉しさを謳歌してるのかなと。

 

衝撃をキミの元へ。

ファン(=キミ)の心を強く揺さぶるよと約束しているようにも聞こえる。

 

Banging'は「素晴らしい」「激しく打つ」「力強いビート」などの意味があります。これは「衝撃」の意味とも被るとこがあるね。

「’(アポストロフィ)」には、複数形のない単語を複数にする意味があるそうです*1

つまり、たくさんの衝撃…それは9人分の衝撃かもしれないしそれ以上かもしれない、とにかくたくさんの衝撃を与える!と言う意味かな。

 

イイネ!

それはそう!!!!!!!!!

 
 
 

Dancing Dynamite Oh Dynamite キミとShake the world

淘汰の先にある未来へ

 

Shake the worldは「世界を揺るがす」。

Snow Manはいつも、「ファンのみんなと一緒に」を大事にしてると感じる。まさにこれで、一緒にこの世界を揺るがしていこうぜ!って、ファンの手を握ってくれるんだよね。

 

そしてこの「淘汰」の意味が結構残酷で、要は「環境に適さないものは滅びる」という意味。ここでいう環境は”jr時代”と”デビュー後の芸能界”どちらもあてはまるよな…と。

jr時代、ジャニーズとしてのデビューを諦め人たちが次々と退所。その時代を乗り越え、俺たちは今デビューを掴んだのだと。

芸能界、結果を残さなければ生き残れない厳しい世界。そういう世界を乗り越え、生き残り続けてやるんだっていう覚悟だよね。

いろんな人の屍を越えるぞ的な。言い方悪いかな?

 

 

 

Hey!

Two steps forward, One step back (Day by Day by Day)

(二歩進んで一歩下がる(一日一日一日))

Three steps forward, Two steps back (So It's up to you)

(三歩進んで二歩下がる(だから、それはキミ次第))

 

Hey!、めっちゃ好き。淘汰の先にある未来”へ”に重なるのと、厚みと力を感じる。

ここさぁ…歌詞がめっちゃ上手いよね…。

まず、「二歩進んで一歩下がる」という言葉はよく知られてるけど、その後に「三歩進んで二歩下がる」が重なるの、苦労を強調してるよね。括弧内の「Day by Day by Day」も、もともと「Day by day(一日一日)」があるんだけど、それにまた「Day」が加わることで苦労した日の長さを強調してる。言葉遊びが面白ぇよぉ…。

つまり、二歩進んでも一歩下がる、三歩になっても二歩下がり、結局一歩しか進めてない。それは来る日も来る日も、一日一日が過ぎても変わらない。本当に自分達は前に進めているのか。

でも、ちゃんと一歩は前に進んでいる。とても遅いけど、その一歩は重いけど、確実に前へと進んでいる。

その一歩はキミ(=ファン)次第、ってことかなと。ファンが応援してくれるから俺たちは前に進めるんだと言ってるように思う。最初の「Hey!」も、ファンへの呼びかけなのかなって。

これからも応援するよ!!

 

 

 

ここから2番

限りあるGlorious… 誰に微笑むVenus…

誰かのせいにしてちゃ No No No way

 

限りある栄光、もちろんデビューのことでしょう。限りあるデビューを与えてくれる女神は、誰に微笑むのか。

そうやって女神(だとか事務所だとか)のせいにするのはありえない!

ってことかと。Noめっちゃついてるから、めちゃめちゃありえない!!!って感じかな。

 

 

 

MajesticなSoul Drasticなエンドロール

欲しがるのは罪じゃない

 

最高の歌詞!!!!!!!!!

 

周囲を圧倒するような威厳ある魂も、

自分たちの名前ばかり書かれた極端なエンドロールも、

全部欲しがるのは罪じゃないよと!!!

(ちなみに「エンドロール」は物語が終わった後に流れる製作者たちの名前の羅列で、「エンディング」が物語の終わりを意味します。調べるまで勘違いしてました()

 

なんかさあ、いろんなお仕事が決まるたびに誰々のお気に入りだからとか、ゴリ押しだからとか、CD買うと大量買いだーとか、自社買いだーとか、いろいろ言われ続けてるじゃないですか。たくさんの賞を貰っても、見合ってねえよーとか。

うるせえ!!!!!!!!!👊💥

じゃないですか日々が!

でもこうやって、高みを目指すことは悪いことじゃないんだって本人たちが歌ってくれるのが最高。日々高みを目指し、いろんな「初」を得ようと奮闘しているSnow Manが言うのが最高。

私らファンも、Snow Manが輝く世界を求めたって悪くない!!これからも力になれるよう応援します!!!ってなる。ありがとう。

 

 

 

避けられない孤独のTear drops 弱さの先にある強さ

 

うまくいかなくて、どうしようもなくて、辛くて1人泣くこともあったでしょう。それは避けられないことで必ずぶち当たるもの。

けど、そういう弱さを乗り越えることで、強さを手に入れることができる。

 

 

 

Keep standing in the light

(光の中に立ち続ける)

My art has no rule

(俺の能力にルールはない)

キミと描く場所へ

 

強さを手に入れて、光…これはスポットライトかな?その中に立ち続ける。注目を浴び続ける。

能力はダンスなどのパフォーマンス面かな。「Snow Manはこう、というイメージにとらわれず、いろんな武器で戦いたい」という言葉をいろんなところで耳にします。このスノラボ期間のインタビューとか特に。アクロバットとか激しいダンスとか、それだけに頼らずいろんな能力、技術、芸術を磨いて身につけて行くってことかと。

 

キミとはファンのこと。ここで、新規の私は聞いたことないのですが、Snow Dreamという曲にこんな歌詞があるそうですね。

君と描きたい景色がまだ 未完成なあいだは
もう少し傍にいて Wow あと少し

この「キミと描きたい景色」とかけてるんじゃないかなと思います。胸熱。

しかもこのD.D.のカップリング曲に、このスノドリのアンサーソングと言われるSnow Worldがあるわけじゃないですか、狙ってるんじゃないの〜?

 

とにかく

昔から思い描いてきたデビューの景色。その場所に今、ファンのみんなを連れて行くよということですね、胸熱😭

 

 

 

ここからCメロ

Just follow me

(ついてきて)

Endless Road

(終わりなき道に)

Never look back… Yeah

(振り返らずに…うん。)

 

ファンへ「ついてきて」と。

デビューしたから終わり!なんてことはない終わりなき道に。

ただ前だけを見て進め。

 

この「… Yeah」が覚悟を表してると思うんですよ。イメージとして、「…」で目を瞑り、「Yeah」で目を開く感じ笑

 

 

 

願い続けたDay or night

Dramaticなスペクタクル

頂上見せてあげよう Here we are

 

昼夜問わず願い続けたデビュー。

ドラマティックな壮観。つまり、「デビューは無理」と言われてたけど今こうしてデビューしたんだぞという、逆転劇のデビュー後の景色。

そして、いずれ自分たちはテッペンへと辿り着き、その光景を私たちファンに見せてあげるよと、決意表明のような、これまた約束のような感じもしますね。

ここ、ラスサビ前の歌詞、ここを圧倒的歌唱力渡辺翔太と、圧倒的安定感岩本照に歌わせてるのが痺れる。メインボーカルとリーダーよ、最強布陣。めちゃめちゃ高まる。

 

そしてサビが繰り返されるわけです……

 

 

 

 

 

 

 

 

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

かっこいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

ほんとにもう、過去は辛かったけど今は前しか見てねぇから!という気迫をガンガン感じる。

常に高みを目指す姿勢も、うるさい奴らは実力と結果で黙らせる姿勢も、楽しさも辛さもファンと共有して一緒に登りゆく姿勢も、今とな〜〜〜んも変わらん。まさに”Snow Manのための”曲。

こんな素晴らしい歌詞を書いてくださった栗原暁さんに感謝の意を表し、これからも歌詞を噛み締めて聴いていこうと思います。ありがとう…ありがとう…全ての出会いに(オタクGRATITUDE)