二次オタ特オタがSnow Manに沼落ちした

「三次元より二次元の方がかっこいいからwww」

 

と言っていた私が、Snow ManのFCに入るまでの話を懐古します。

 

 

 

 

最初、ジャニーズへの偏見がすごいです💦申し訳ない💦

 

 

 

小学生の頃、ジャニオタがアニオタを嫌忌する風潮があったので(私の周りだけかもしれないけど)、オタク経由で「ジャニーズ嫌だな〜」と思っていました。その流れで、ただ”アイドル”というだけで多くの番組に出たり、キャーキャー言われてちやほやされているジャニーズになんかムカついていました。理不尽!申し訳ない!

 

今思うと、「みんなが好きになるジャニーズに興味のない私」に酔っていた節もあるかも。

 

それからずっと二次元、特に少年漫画にどっぷりハマり、アイドル世界とは隔別してきました。

中学生になると、今まで見続けていたニチアサ*1にもどっぷりハマる。この頃はもう、三次元がどうとか二次元はどうとかは言っていませんでした。三次元(俳優さん)にもかっこいい人いるんだ!って気付いたから。

ただ、”アイドル”、言ってしまうと”ジャニーズ”というものが苦手なのは変わらないまま、ソシャゲのガチャを回したり、アニメを見たり漫画を読んだりして、アイドル界隈とは無縁の生活を送っていました。

アイドルのイメージが「きゃぴきゃぴはーときゅるるんラブリー」で、そういうのが嫌いだったのもある。ひどい偏見。

 

 

 

そんな私に運命の日が訪れました。

 

 

 

 

2018年7月7日、その日、私は出会ってしまった──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KAT-TUNに。

 

 

……そう、KAT-TUNに(2回目)。

 

まあこれ序章なので…!💦

 

とにかく、最初にジャニーズというものに触れたのがKAT-TUNだったわけです。

 

何気なしにTHE MUSIC DAYを流していると、好みの曲が聞こえる。

テレビを見ると、かっこいい人たちが歌っている。

中丸くんが、目を伏せて首筋に手を這わす。

 

うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

というのが始まりです。

アイドルの表現力に、私はやられてしまったのです。

そしてこのKAT-TUN、よく見ると私のアイドル概念をぶち壊す二次元ビジュアル。

グループを率いるセクシーな人。銀髪でヤンキーみたいな人。平凡そうに見えて裏で暗躍してそうな人。見た目が超アングラ系構成。

 

ぶち壊された「きゃぴきゃぴはーときゅるるんラブリー」。

壊した張本人のKAT-TUNはギラギラ輝いていて、どこか危険で、炎を噴き出しながらパフォーマンスをする姿に、私は衝撃を受けすぎた。

そしてこれが怖いことで、パブサにより先輩KAT-TUNファンの方々がめちゃめちゃ反応するのである。

Twitterの片隅にひっそり生きる陰キャ私はとてもビビるのである。「ジャニオタは怖いもの」という偏見を持っていたので。

でも、全然怖くなかった。勢いには驚いたものの、言葉使いや距離感が優しくて、メンバーや過去作品のことも優しく教えてくれた。先入観や偏見が酷くてごめんなさい〜〜〜〜〜〜〜〜!!と声を震わせながら、私は人生初のCD、CASTを購入するのである。通常盤だけ。

 

 

これがきっかけでKAT-TUNファンとTwitterで交流することになったのだが、その中に1人、とあるジャニーズjrと掛け持ちしているフォロワーさんがいた。

その人は言う、「YouTubeやってるから是非見てみて」と。

 

 

2020年1月頃、出会うのである──

 

 

 

 

 

 

 

SixTONESに。

 

 

……そう、SixTONESに(2回目)。

 

いや、これはもう、仕方がないと言うか、KAT-TUNSixTONESはなんとなく雰囲気というかカラーが似ていて、そりゃ片方のファンの掛け持ちって言ったらこうなるでしょみたいな、KAT-TUNのファンにお薦めされるjr(当時)はそりゃSixTONESになるでしょみたいな💦(早口)

 

というわけで(ねじ込み)、私はYouTubeに手を出す。

この頃はちょうどコロナ禍で、バイトも無くなった学生私は大変暇だったのである。

 

「アイドルのYouTube〜?どうせそこまで面白くないでしょ笑」仮面ライダーグミを開けながら)

 

と再生してみる。結果、めちゃめちゃ面白かった。テロップも音もちゃんとしていて、企画もたくさんあった。ふーん、やるじゃん(←誰?)って感じ。

コロナ禍で暇に暇を決め込んでいた私は、それはもう、すごい勢いで全部見た。

全部見たのである。

全部……そう、これがジャニーズjrチャンネルの恐ろしいところで、推しグループの動画だけを見ていても必ず出会う動画がある。横断企画、いわゆるコラボ企画。

 

 

 

 

2020年11月28日──

 

 

 

 

 

 

Snow Manに出会う。

 

 

Snow Manに!!!!!!!!!

太字斜体にすると公式ロゴみたい

 

 

ここでようやく出会うのである!!!!!!!

初めてジャニーズに触れた2018年から約2年半!!長かった!この序章も長かった!!!!!!私とSnow Manはここから始まり、ここからが本編なのです(既に2000文字)!!

 

私が見たコラボ回はクリスマスプレゼント交換会。

めちゃめちゃおもしろかった!その中で私は、しょっぴーとふっかくん(当時の呼び方)の顔がドストライクすぎたのである。

 

1年が終わろうとしているのにも関わらず、暇に暇を重ねていた私はもちろん、Snow ManYouTubeに手を出す。暇なくせに時間を無駄にしたくないとぬかす私は、視聴回数トップの企画動画、「人狼ゲーム回」を見る。←今思うと王道の流れ過ぎて笑う

 

 

youtu.be

 

は〜〜

おもしれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

こんなに笑ったの久しぶりってくらい笑った。自分の声で動画の音が聞こえなくなるし、先に進めなくなるし、笑い涙もたくさん出てきた。ジャニーズなのに(←失礼)こんなに面白いんだ…!って当時は思った。

 

ふっかとしょっぴーに注目していた私の目に捩じ込まれる佐久間大介という面白人間、これもまた衝撃。すっごく騒がしくて、でもそれが面白くて最高で。こんなに元気で騒がしい人初めて出会ったから、しばらく頭から離れなかった。

あと目黒蓮っていう、びっくりするくらい常に顔のいい人。

 

 

9人もいるのにそれぞれに個性があって、それなのに個性が被っていない。見た目だけじゃなく中身の個性もバラバラなのがすごいと思う。歳もバラバラで歳の差も大きいのに家族みたいに仲が良い。あだ名で呼び合って、敬語もほとんどないことが”仲良し”をよりリアルに感じた。会話のノリもテンポも最高に面白い。見ていて楽しくて胸がいっぱいで、Snow Manに溺れながらいろんな動画を漁り始める。

 

しょっぴーは笑い声がデカくてツッコミワードが面白いなって、

ふっかさんはイジられながらもMCとしてちゃんと回してるのすごいなって思って、

めめはクールなのに笑うと暴れ回るのがいいなって、

さっくんはアニオタらしい騒ぎ方のムードメーカーで、

康二くんは関西のお笑いのままムードメーカーやってて、

阿部ちゃんは頭が良くて、

岩本さんは筋肉もりもりで、

ラウールは最年少なのにめっちゃ背が高いしスタイルよくて、

舘様は…貴族?なんだそのキャラ面白すぎるって思って、それで ───

 

 

 

youtu.be

 

 

なべ…こじ……?

 

 

私は、イケメンが傷ついたり弱ったりする姿が好きだ(唐突)。ファンタジー少年漫画とかニチアサって、まさにそうなるんですよね、そこが大好き。だから、顔がドストライクなしょっぴーがお化け屋敷でひぃひぃ言いながら怯えてる姿、いいよね?いいなって思った。しかも年上が年下に縋ってるの、いいなって思った。終わった後謎に強がってるのも良かった。私の好きなポイント全埋め、びっくりしちゃった。

 

動揺しながら、「顔のいい男がお化け屋敷で弱ってて最高だけど、私の二次元の推しは全然弱りそうじゃないな〜〜〜!」と話題を逸らしてみたり、「深呼吸〜〜〜〜〜!」って叫んでみたりしたけど、”お化け屋敷でのしょっぴー”という魔の手からは逃げられなかった。

 

 

二次オタと特オタやってるので、実在する人の名前を組み合わせて〇〇〇〇と公に呼ぶの、許されるのかな…?と警戒したけど、ジャニーズにおけるコンビ名は雑誌とかでも使われる道具的存在でもあると知りました。確かにテゴマスとかあったな。

この瞬間、ジャニーズにおけるコンビというものを理解し、渡辺翔太という人間が私の推しリストに入る音が聞こえた。私にとって推しの存在はかなり重要で、推しの有無でその作品が好きかどうかが決まる。

渡辺翔太がリストに入ったのは、つまりはそういうことなのである。

 

 

でもMVは絶対見ねぇから!!!!!!!!!

 

アイドルしてるSnow Man絶対見ないぞ期、突入。(フラグ)

 

 

 

KAT-TUNと違って、私は「日常(お笑い)」からSnow Manに入った。だから、アイドルをしている彼らを見るのがとても怖かった。

二次オタやってるので、顔のいい男が画面を超えてこちらにキラキラアピールするのが恥ずかしくて耐えられないという気持ち、本業の姿を見るともう戻れなくなってしまうのではという恐怖が、MVへのクリックを止めていた。

 

 

ただ、私は暇だった。

 

 

storiesの高速ダンス回を見た私は、「これはもう彼らのアイドル5割を見ているのだから、mv見てもいいのでは?」と考える。

 

確かに。

 

アイドルしてるSnow Man絶対見ないぞ期、終了。(意志よわ人間)

とりあえず、デビュー曲のD.D.をクリック。

 

 

youtu.be

 

渡辺翔太のリップの艶〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

アイドルに耐えられない私、指の隙間から見たMVの感想。

初めての「好きになった人たちのアイドル姿」ですからね、飲み込むのがとても大変。なんか水槽みたいなのに入れられてたな、とか、サビの初めがテレビで見たことあるな、とか、なんとな〜く思いながら見てた結果、渡辺翔太のリップしか残らなかった。オタクの容量は小さいのである。

 

その後何回か見て慣れてきて、ようやく頭が追いついて分かったけど、ダンスとアクロバットがめちゃめちゃやばい。ジャニーズなのに(←失礼)ダンスがバチバチ、ずっと踊ってるのすごい。マイク片手に踊るダンスじゃなくて、全身を使って激しく踊ることってあるんだ。しかもみんな背が高いしスタイルもいい。オタクは高身長が好き(主語デカ)。

これらの印象は、私の偏ったイメージ「きゃぴきゃぴはーときゅるるんラブリー」とはかけ離れたものだった。

ダンスのかっこよさやアクロバットの凄さ、顔面の良さを受け入れながらふと気付く。

「あれ、渡辺翔太、歌うま枠…?」ちなみに私は推しをフルネームで呼ぶ系オタクなので呼び捨ては気にしないでいただきたい

 

 

 

Snow Manを好きになって初めての歌番組、FNS歌謡祭*2で、それは確信へと成る。

渡辺翔太歌うま!!!」

 

これからしばらく「渡辺翔太歌うま!!!」ばかり言っていて、夢の中でも「渡辺翔太歌うま!!!」と言っていたくらい、そう感じた。

Snow Manがダンス売りをしていたのは知ってたけど、「どうせダンスだけでしょ(グミ)」だったからびっくりした。ちゃんと歌が上手い人が、いた。

 

もうこの辺りは確実に沼落ちしている。

してるんだけど、謎の対抗心、「アルバムは買うけどCDは買わない!!」が出現。

cd買わない期、突入。

 

 

「ジャニーズって1つの曲に何形態も出すらしい」

こういう売り方がとてもいやらしいなと思ってて、そんな手にのってやるもんかって歯向かっていたのです。でも曲は欲しいから、たくさん曲が入っているアルバム、Snow Mania S1は2形態購入。jr時代の曲とユニット曲が欲しかったので。曲以外にMVフルやダンス映像、メイキング映像にバラエティ企画まで入っているからボリュームあってお買い得だ!とは思っていた。

 

でも、アルバムとシングルって違いますから。アルバムにはたくさんの映像と曲が入っているし、例えシングルにも映像がついていようが 私は曲が入手できればそれでいいからレンタルショップ行って借りに行くよ 幸い1枚だけで全曲聴けるし 私はCD買わないぞーーーーーーーー

 

 

 

 

 

買います

 

この…さ、しょっぴーとラウールの距離感、たまんねぇなと思って。歳の差大きいのにここまで仲良く接することができるの、すごく、いいなって思いました。これは2人だけじゃなく9人みんなに言えるけどね。そう思わせる動画を作ったスタッフさん、ずるい。弄ばれる私。

これはもうB買うしかないしどうせなら全曲聴ける通常盤も買うしかない。でもメイキングはいいかな、私はAは買わないぞーーーーーーーーーー

 

youtu.be

 

メイキング見たいです。

これがジャニーズの、Snow Manの戦術なのかもしれない。次々に私の決意を打ち砕いてくる。怖い。でも仕方ないと思うんだ、Snow Manのわちゃわちゃが見れる映像作品、手に入れるしかないしさ。

 

 

こうして、まんまとジャニーズ戦略に引っかかった私は、cdを全形態も買うことになったのです。

 

 

買うものといえば一番驚いたのがオフショットフォト。1枚160円(当時価格)。

めちゃめちゃ安い!!!!!

ブラインドじゃないってだけでも神なのに、それに加えて160円!!アニメイトに通っていた人ならわかると思うけど、二次元のグッズってほぼブラインド、しかも色紙1枚800円とか普通にある!缶バ500円とか余裕よ!?しかもイラストは既存イラスト。その中から、オタクは必死に推しを引き当てようとしてたってわけ。

けどジャニーズの写真って…何!?新規イラスト(イラスト言うな)しかないし、ブラインドじゃないし、160円だし……安すぎる。日々ブラインド商法と闘い、憎み続けたあの日にさよなら。

ありがとう世界、ありがとうジャニーズ。

 

 

 

そんなこんなでオタ活してたけど、どうもFCに入る気がしなくて。

さっきも言ったけど、私は「アイドルをしているSnow Man」に耐えられない節があるので、ライブに死ぬほど行きたいわけではない、FC動画もそんなに数ないだろうし、別に見なくてもいいやと思っていた。あと単純に私がケチ。

 

でも、Snow Manにハマればハマるほど、彼らがいつか”終わり”にたどり着いてしまった時、絶対に後悔するなと思った。

今の楽しみは今しか味わえないのでね!1年くらい入る入らない様子見してたら動画数多いって気付いたし!!もう思い切って入っちゃお!ということで2021年4月に無事、入会しました〜〜〜〜〜

今じゃライブ行きたい精神で生きてるよ!誕生日動画という名のコント動画だけでなく、いろんな動画も見れてはっぴー!最高だぜ!!!!!

 

 

 

 

 

 

という過程でFCに入ったわけです。

私がSnow Manのどこにハマったかは、また別のブログで書こうかなと思います。

一言で言えば、Snow Manの少年漫画感、スーパー戦隊感に惹かれたんだと思います。キラキラした裏で血・汗・涙を流し、根性と友情で芸能界を駆け上がる姿、かっこいいなって。

 

 

いや〜、偏見が酷くて申し訳ない!

Snow Manにハマってから他のジャニーズも意識して見るようになったんだけど、みんなそれぞれ苦労してるし、グループごとに色も違うし、ジャニーズにはジャニーズらしいエンタメの形があるし、なんやかんや私もジャニーズの曲やエンタメが好きみたいなので、結局食わず嫌いだったんだと。

 

 

初めてジャニオタになって、相手するものが「創られた人物」から「実在する人間」になりました。相手が人間だからこそ、オタクとしての立ち振る舞いもより注意しなきゃいけないなってひしひしと感じています。あと、反響の重要性。

推しには今の仕事を楽しんでもらいたいから、迷惑かけないように応援していきたいな!ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

*1:日曜朝に放送されるアニメ、特撮番組のこと。このブログではスーパー戦隊仮面ライダーのことを指す。

*2:2022年12月9日、キッシン披露。